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87. コミットメッセージ — 「なぜ」が伝わる書き方
コミットメッセージは1行目に変更の要約を書きます。コツは「何をしたか」より「なぜしたか」を意識することです。何を変えたかは差分を見れば分かりますが、理由は書き残さない限り消えてしまいます。そして1コミットには1つの意味のある変更だけを入れます。無関係な修正は分けてコミットしましょう。
実務では feat:(機能追加)や fix:(バグ修正)のような接頭辞を付ける Conventional Commits という書き方が広く使われています。履歴を眺めるだけで変更の種類が分かるため、不具合の原因調査やリリースノート作成が格段に楽になります。チームの規約があればそれに従うのが第一です。
初学者の落とし穴は「修正」「更新」だけの、後から読んで何も分からないメッセージです。未来の自分やレビュアーが読者だと考えて書きましょう。また複数の変更をまとめて1コミットにすると、片方だけ取り消したいときに困ります。git add でファイルを選び、意味の単位で分けて記録します。
サンプルコード(フレームワーク環境が必要なため表示のみ)
# ── 悪い例と良い例 ──
# 悪い例: 後から読んでも何も分からない
git commit -m "修正"
git commit -m "update"
# 良い例: 種類の接頭辞 + 何を/なぜ が分かる要約
git commit -m "feat: お気に入りボタンをカードに追加"
git commit -m "fix: 未ログイン時にお気に入りが保存されない問題を修正"
# Conventional Commits の主な接頭辞:
# feat: 新機能の追加
# fix: バグ修正
# refactor: 動作を変えない整理
# docs: ドキュメントのみの変更
# test: テストの追加・修正
# 原則: 1コミット = 1つの意味のある変更
サンプルコードで身につける(5本) →
学んだ概念を、素朴な例から実務寄りの例まで5つの具体例で確認します。
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