← Angular コース
102. Prettier — 整形の議論を終わらせるフォーマッタ
Prettierはコードの見た目を機械的に統一するフォーマッタです。インデント幅・クォートの種類・改行位置などを、設定に従って自動で書き換えます。npx prettier --write . でプロジェクト全体を一括整形でき、エディタの保存時整形を有効にすれば、コードは書くそばから自動で整います。
チーム開発での最大の効果は「見た目の議論を終わらせる」ことです。スペースかタブか、クォートはどちらかといった論争は、Prettierの設定を一度決めてしまえば二度と発生しません。レビューから整形の指摘が消え、差分も本質的な変更だけになるので、レビューが速く正確になります。
ESLintとの役割分担を混同しやすいので注意しましょう。ESLintは品質(バグの芽や危険な書き方)を、Prettierは見た目(整形)を担当します。両方を併用するのが標準で、ルールの衝突を避ける公式の設定も用意されています。整形はPrettierに一任し、ESLintの整形系ルールは使わないのが現代の定石です。
サンプルコード(フレームワーク環境が必要なため表示のみ)
// .prettierrc.json — プロジェクト直下に置く Prettier の設定ファイル
// 一度チームで決めたら、以後は見た目の議論をしない
{
"printWidth": 100,
"singleQuote": true,
"tabWidth": 2,
"semi": true,
"trailingComma": "all"
}
サンプルコードで身につける(5本) →
学んだ概念を、素朴な例から実務寄りの例まで5つの具体例で確認します。
公式ドキュメントで詳しく ↗