Dev Study
← Angular コース

101. ESLintとangular-eslint — 書き方の問題を機械に見つけさせる

ESLintはTypeScript/JavaScriptの静的検査ツールで、Angularでは angular-eslint というパッケージを通じて使います。導入は ng add angular-eslint の一発で、設定ファイルの生成から angular.json への登録までが自動で行われます。以後は ng lint を実行するだけで、プロジェクト全体を検査できます。

代表的なルールには、未使用のimportや変数の検出、any型の使用への警告などがあります。さらにangular-eslintにはAngular固有のルールがあり、コンポーネントのセレクタに app- などの接頭辞を強制したり、非推奨の書き方を検出したりします。チーム全員が同じルールで検査されるので、品質の基準が自然に揃います。

つまずきやすいのは、初回実行で出る大量のエラーに圧倒されることです。まず ng lint --fix を実行すると、機械的に直せる指摘は自動修正されます。残ったものは一つずつ読み、意味が分からないルールはルール名で公式ドキュメントを調べましょう。typescript-eslint.io などに丁寧な解説があります。

サンプルコード(フレームワーク環境が必要なため表示のみ)

# 1. angular-eslint を導入(設定ファイル生成と angular.json 登録まで自動)
ng add angular-eslint

# 2. プロジェクト全体を検査する
ng lint
# => 問題があればファイル名・行番号・ルール名つきで一覧表示される

# 3. 機械的に直せる指摘を自動修正する
ng lint --fix

# 4. もう一度検査して、残った指摘だけを手で直す
ng lint
# => All files pass linting. と出れば合格
サンプルコードで身につける(5本) →

学んだ概念を、素朴な例から実務寄りの例まで5つの具体例で確認します。

公式ドキュメントで詳しく ↗