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100. 品質を道具で守る — lint・format・型・testの4点セット

コードの品質を守る道具は大きく4種類あります。lintはコードの書き方に潜む問題を検査し、formatは見た目を機械的に整え、TypeScriptの型はデータの形の契約を守り、testは動作が正しいかを検証します。この4点セットを揃えると、人間が目視で探すしかなかった問題の多くを、機械が自動で見つけてくれるようになります。

チーム開発でこの分担が効くのは、コードレビューの時間の使い方が変わるからです。インデントの乱れや未使用変数の指摘は機械に任せ、人間のレビューは「この設計でよいか」「仕様を満たしているか」という、機械には判断できない議論に集中できます。指摘の出どころが機械なら、感情的な摩擦も起きにくくなります。

初学者の落とし穴は、道具の指摘を「怒られた」と感じて無効化してしまうことです。lintや型のエラーは、壊れる前に問題を教えてくれる味方です。エラーを黙らせる設定を安易に足すのではなく、まず「なぜ指摘されたのか」を読む習慣をつけると、道具が最高の先生になります。

サンプルコード(フレームワーク環境が必要なため表示のみ)

// ── 品質を守る4点セットの分担 ──
//
// 道具        役割              代表的な指摘・チェック
// ────────────────────────────────────────────────
// lint        検査(品質)      未使用の変数、any の使用、危険な書き方
// format      整形(見た目)    インデント、クォート、改行位置
// 型          契約(データの形) null かもしれない値への参照、型の不一致
// test        検証(動作)      関数やコンポーネントが仕様どおり動くか
//
// 人間のレビューが担当するのは、機械が判断できないこと:
//   ・この設計でよいか、仕様を満たしているか
//   ・命名は意図を伝えているか、もっと簡単な書き方はないか
サンプルコードで身につける(5本) →

学んだ概念を、素朴な例から実務寄りの例まで5つの具体例で確認します。

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