← Go コース
1. go コマンド — run・build・fmt・test・mod
Go には言語本体とともに go という単一のコマンドラインツールが付いてきます。ビルド・実行・整形・テスト・依存管理といった開発に必要な作業のほとんどが、この go コマンドのサブコマンドだけで完結します。別途ビルドツールを導入しなくても開発が始められるのが Go の大きな特徴です。
よく使うのは、ソースをコンパイルして即実行する go run、実行可能ファイルを生成する go build、コードを公式スタイルに整形する go fmt、テストを実行する go test、そしてモジュール(依存関係)を管理する go mod です。たとえば go run main.go と打てば、一時的にビルドしてそのまま走らせてくれるので、小さな試し書きに便利です。
まずは go run でプログラムを動かし、配布用のバイナリが欲しくなったら go build を使う、という流れを覚えておけば十分です。それぞれのサブコマンドは go help build のようにヘルプで詳細を確認できます。
サンプルコード(フレームワーク環境が必要なため表示のみ)
# go コマンドのよく使うサブコマンド
#
# go run main.go … ビルドしてそのまま実行する(試し書きに便利)
# go build … 実行可能ファイルを生成する
# go fmt ./... … ソースを公式スタイルに整形する
# go vet ./... … 怪しいコードを静的に検査する
# go test ./... … テストを実行する
# go mod init example … モジュールを初期化する(go.mod を作る)
#
# 詳細は go help <コマンド名> で確認できる。