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1. Cargo — プロジェクトとクレートの管理
Cargo は Rust に標準で付いてくる、プロジェクトの作成・ビルド・実行・テストをまとめて担うツールです。cargo new プロジェクト名 で雛形を作ると、ソースを置く src フォルダと、設定ファイル Cargo.toml が用意されます。Rust の開発はほぼ必ず Cargo を通して行うので、最初に押さえておきたい土台です。
よく使うコマンドはシンプルで、cargo build でビルド、cargo run でビルドして実行、cargo test でテスト実行です。外部のライブラリ(Rust では「クレート」と呼びます)を使いたいときは、Cargo.toml の [dependencies] に名前とバージョンを書くだけで、cargo が自動でダウンロードして組み込んでくれます。
Cargo.toml にはパッケージ名・バージョン・依存クレートなどを記述し、cargo はそれをもとに必要なものをそろえます。実際に使われた依存の正確なバージョンは Cargo.lock に記録され、誰がビルドしても同じ構成を再現できます。手作業でコンパイラを呼ぶ代わりに、Cargo に任せるのが Rust 開発の基本です。
サンプルコード(フレームワーク環境が必要なため表示のみ)
# Cargo.toml — プロジェクトの設定ファイル
[package]
name = "my_app"
version = "0.1.0"
edition = "2021"
# 使いたい外部クレートと、そのバージョンを書く
[dependencies]
rand = "0.8"
# よく使うコマンド:
# cargo new my_app … 雛形を作る
# cargo build … ビルドする
# cargo run … ビルドして実行する
# cargo test … テストを実行する